2020-06-16 第201回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号
日本銀行券という通貨を発行できない以上は、どこかで豊松さんに損失補填した分、八木さんや岩根さんが森山栄治元助役から受け取っていた分、これは工事単価に反映されていますのでね。塩浜工業、吉田開発など指名停止を受けた業者がありますけれども、そういった業者が関電プラントから不当に高いお金で所内の工事を受け取っていた。
日本銀行券という通貨を発行できない以上は、どこかで豊松さんに損失補填した分、八木さんや岩根さんが森山栄治元助役から受け取っていた分、これは工事単価に反映されていますのでね。塩浜工業、吉田開発など指名停止を受けた業者がありますけれども、そういった業者が関電プラントから不当に高いお金で所内の工事を受け取っていた。
やはり経産省の中にあるんじゃ、例えば経産省の資源エネルギー庁の方、高浜町にも出向されていますね、高浜町に出向した職員が、森山栄治さんからもう満遍なく麻薬のようにお金が還流しているよと感知したとします。では、経産省の職員が身内の電取に指摘できますか。そうしたら、昇進ラインから外されるじゃないですか。
かなり高額ですけれども、その内訳なんですが、副社長時代の報酬月額三百七十万円をベースとして、今回の森山栄治さんをめぐる問題で税務調査を受けて支払った追徴課税、これを関電がなぜか補填をする、月額三十万円上乗せしました。そして、過去、関電は経営不振がありましたので、福島第一原発事故に絡みまして、そのときに役員報酬をカットしました。その分の補填も九十万円上乗せをしている。
これは、当時の、森山メモというのが今回共同通信の取材で出てまいりましたけれども、この森山栄治氏が、幾ら、金品や米ドルや小判や金杯や現金、スーツの仕立て券等々を誰に送ったかという森山メモです。これによって関西電力が会見をしたわけですけれども、金沢国税局の調査が入って。
これを見ますと、森山栄治元助役が取締役だった警備会社オーイング、この会社は、二〇〇〇年以降の二十年間、高浜町から五百八十三件の契約を全て随意契約で受注していたという結果であります。契約金額は約一億五千万円と報告されております。吉田開発株式会社、これも森山栄治氏と関係があるわけですが、高浜町から同じ二十年間で百三十六件、約十九億円の工事を受注していたと。
そして、この政治と原子力と金の関係なんですけれども、この高浜町、今回問題になっております、森山栄治元助役から関西電力及び福井県職員に対する金品の授受があった問題ですけれども、当時、きょう委員の皆様にお配りしております配付資料をごらんいただきたいんですが、これも経産委員会の続きなんですけれども、広報紙、当時、森山栄治さんが助役をされていたときの高浜町の広報紙がございます。
先ほど申しおくれましたが、高木毅先生の場合には、森山栄治元助役が筆頭株主兼取締役を務めておりました高浜町の警備会社オーイングから、自由民主党敦賀市支部、行政区支部で二十五万、パーティー券を買ってもらう。また、その関連会社、福井市の警備会社アイビックスからも五十万円購入してもらっております。アイビックスからは、第三選挙区支部の方で、平成十二年、六十二万円の直接献金も受け取っております。
一時間分ぐらい質問ありますので、文科副大臣にお聞きいたしますけれども、先ほどの警備会社、しかも、森山栄治元助役が筆頭株主や取締役を務めていた地元の警備会社及びその関連会社から、直接献金であったりパーティー券を買ってもらう、警備会社に至るまで金銭的なかかわりを持っているということに対しては、これは、敦賀市の市民の方というのは同じように疑念を持たれないでしょうか。
森山栄治さんの場合には、関西電力は電力料金を森山栄治さんからもらっていたという事案です。 この日本原子力研究開発機構は国立研究開発法人で、予算は文科省から支出されている、まさに一〇〇%税金で成り立っている団体……(梶山国務大臣「いや、個人のパーティー券については」と呼ぶ)違う、違う。これは、日本原子力研究開発機構の成り立ちというのは、国の研究開発法人ですよね。
その後、わずか七年半で助役にまで駆け上がっていったのが森山栄治さんです。民生課長として入庁されました。その後、総括課長、企画課長、収入役、助役と、わずか七年ちょっとで、まるで光のような速さで昇進をしていった。全て、在任されていたのが浜田倫三町長でございます。 要するに、浜田倫三町長が森山助役のまさに生みの親であり、最大の恩師、上司であるわけです。
今回の事件が発覚する発端は、これは昨年の一月に、関電役員に金品を渡していたとされる森山栄治元高浜町助役と深い関係にある福井の企業、吉田開発に国税局が査察に入った、これがきっかけであります。 ここから疑惑の発覚につながる流れは、報道だけで見ると少しわかりにくいところがあります。